ここでは、業務に関する質問ではなく、一般の人が専門家に依頼したい場合の素朴な疑問のいくつかを、簡単にQ&A形式でお答えしています。
あくまで当事務所の見解ですので、ほかの専門家によってはまた違った意見もあるかと思いますがその辺りはご容赦ください。 |
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良い専門家を見分ける方法はありますか? |
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まずは、「自分と相性のあう人」であるかどうかではないでしょうか。案外、ここをみなさん軽視されていると思います。しかし、専門家に全部依頼するとしても、人間と人間の共同作業のような部分は残ります。結局、専門家と依頼人がコミュニケーションがしっかり取れていないと、思わぬミスが起きたり、思い違いで納得のいく結果が得られなかったりする場合もあるでしょう。そういう意味で私は相性が大切だと思います。
次に、「依頼内容に応じた法律知識とフットワークの軽さ」です。が、これは外からはわかりにくいと思います。一度会っていただいて、いくつか質問をしていただくのがいいでしょう。複雑な場合は、即答されないこともありますが、後で必ずきちんとした回答をしてくれる責任感と軽いフットワークを持っている専門家なら安心だと思います。
そして、「どんな些細な事でも真剣に聞いてくれること。」当然、金額が少ないからと適当に聞く人は問題外ですが、意外とややこしい割にはお金にならないと言って依頼を断る人がいるのも事実です。ですが、法律の専門家は高い職業意識を持っていなければならないと考えます。テレビの某法律番組で弁護士が「法律家は法律サービス業で依頼者はお客様である。特権意識は持つべきではないし、本当を言えば高いお金をもらう職業ではない〜」などと言っていました。それくらいの意識で仕事をしている人は確実に親身に対応してくれます。そして、きっと依頼した結果以上の満足を得ることができると思います。
また、職業意識の中で倫理意識や誠実度の高い人を見分けるには、次の点に注意していればわかります。それは、その人が他人の噂話を好んでしているか・他人を非難しているかどうか、です。話の途中で、その人の立場であれば、きっと言われたくないだろうと思われる話を平気で言ったり、他人や第三者の欠点を指摘したり、違う専門家を中傷したり等々、他人の話を何でも好んでするような人であれば、自分の相談事もどこかで話される恐れがあります。特に、「あなただけに言いますけど実は〜」などと他人の事を言いはじめる人は、到底秘密を守る義務を尽くすことが出来ないでしょう。例え何でもオープンに話し合う関係の妻や夫がいても、「今日は○○さんという人が相談があってこんなことがあってね・・・」と言ってしまうことは守秘義務を課せられた専門家であれば、決してしてはいけないことなのです。
人格をともなった専門家は、(これはどんな人にも言えることですが)他人の欠点や言われたくないことを知っていても、それらは一切口に出さず、あえて長所だけしか言わないものです。 |
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役所等で開催している、専門家の無料相談だけで解決するの? |
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解決するときもありますが、複雑な案件の場合は難しいこともあると思います。無料相談の場合、手続きや書類集めなど全て自分でしなければなりません。最終的に無理になって専門家にまかせなければならないような気がしているのでしたら最初から有料で依頼されたほうが無難でしょうし、結果として安くつきます。
しかし、時間に余裕があり何度も調べたりするのが苦にならないのでしたら、無料相談だけ受けてトライしてみる価値もあるものと思います。 |
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電話で相談内容を話したら、軽くあしらわれた事があります!
(電話を掛けるのにもかなりの勇気がいったのに・・・) |
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私も行政書士となる前に他の法律家に相談した経験があります。見事に期待ハズレでした。誰でも相談するまでは、ああでもないこうでもないと考えたり、不安な気持ちでいっぱいだと思います。それを軽くあしらわれたら、絶対、人間不信におちいりますよね。法律家といっても人間ですからまさしく十人十色です。Q1でも答えていますが、何といっても一大事なのは「自分と相性が合うか」です。そして親身に一生懸命尽くしてくれる専門家を探してください。私はその後、いい専門家に出会いアドバイスを受けることができました。その時は本当に助かりました。 |
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大きな看板や広告を載せているところの方が安心できますか? |
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う〜ん・・・。これはどうでしょうか。一概には言えないと思います。広告や看板が大きいからといって安心につながるかというと、必ずしもそうではないでしょうが、営業努力をしていると言う点から考えると真摯な対応をしてくれるかも知れません。資本力や件数があればいいですが、少ないと事業を継続すること自体が大変です。また、二代目の事務所などは安定しているからあえて広告をする必要がないということもあります。ですから広告や宣伝が大きいから安心、ないから怪しいこということはないでしょう。ほどほどがいいのでは。
以前は、行政書士に限らず士業の世界では広告が品質を落とすということでかなり制限されていたようです。現在は自由競争ですから広告方法や報酬も様々です。しかし、看板は必ず設置しなければならない規定となっています。 |
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メールで相談した場合、個人情報とか漏れることってありますか? |
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皆さんもどこかのサイトに登録した後、嵐のような迷惑メール攻撃にあった経験が一度はあると思います。ご安心ください。当ホームページではそのようなことは全くありません。相談者の個人情報は厳重に管理し当職本人しか見ることはできません。依頼内容の業務において活用することを誓約致します。
特に当事務所では、身分上のプライバシーに関わる事件が多いのでその辺りには細心の注意を払っています。そして、行政書士には、法律によっても罰則規定のある秘密を守る義務(行政書士法第12条)が課されています。 |
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病院の先生みたいに、やはり○○先生と呼んだ方のが良いのでしょうか? |
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よく呼ばれはしますが、はっきり言ってしまって「先生」という言葉に深い意味はありません。「先生」でも「さん」でも「くん」でも何でもよろしいのではないでしょうかというのが正直な気持ちです。私に限って言えば、相談を重ねたり、信頼関係ができてくると「さん」で呼んでいただけることが多いです。ですから「さん」づけが結構嬉しいですね。 |
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法律のことなら、弁護士の方にお願いしたらいいのですか? |
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弁護士は確かにオールマイティーな資格です。これからは法曹増員計画によって少しは身近になってくるでしょう。弁護士の職掌範囲は広いですが行政書士もかなり広範囲の仕事ができます。
テレビでは面白いという理由からバラエティにしろドラマにしろ黒か白かの争いごとが多いですが、「法律=裁判手続」ではないんですね。法治国家である日本はあらゆるところに法律が関係しています。それを全て網羅することはどんな弁護士でも不可能でしょう。その時々の問題に応じた専門家をあたるのが、結局のところ相談者の利益に繋がると考えます。 |
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個人で出来るような事も、あえて専門家に依頼するのはなぜ? |
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個人でできる場合は出来るだけ本人がやったほうがいいでしょう。行政書士の場合でいうと、膨大な種類の書類を作成できるわけですが、かなり本人で出来るものがあります。さらに言えば、税理士業務も、司法書士業務もその他の士業の業務も本人で出来ます。訴訟でさえも原則は本人訴訟なのですから。それでは専門家にあえて依頼するのはなぜでしょうか。それは、出来ないことを頼むということももちろんありますが、それよりも時間の節約と正確性の担保が得られるからという意味合いの方が強いのだと思います。
時間をかけて何度も足を運んで、それでミスがあったりすると非常に疲れるでしょうし、個人の問題で、そもそもそんなに当事者になることがない場合はそこまでする価値もないでしょう。また企業の場合は本業に専念することが一番であり、バックオフィスについて手間を感じると本業がおろそかになってしまいます。自分で全てを賄おうとすると、どこかで無理が出てきたりすることがありますので、私も自分で出来ても他の分野で精通した専門家にお任せすることがあります。 |
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同じ内容でも事務所によって、値段の大きな差はあるのですか? |
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報酬基準が撤廃された現在は、事務所による値段の格差は当然あると思います。しかし、行政書士会が毎年出している報酬額の統計があり、ある程度相場みたいなものはあります。ですから、そんなに大きな差はないと思われます。 |
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御事務所に依頼した場合の、メリットはありますか? |
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依頼いただいた方、相談いただいた方には、最後に、頼んで良かったと言っていただいてます。これ以上は説明しにくいですけど、ただ、事務処理や手続さえできればOKという事務所ではありません。人間対人間のつながりを重視しています。カウンセリングを取り入れつつ相談を受ける関係上、関係のないように見える質問もする事務所かも知れません。おかげさまで、というのでしょうか、何もしないとトラブルになりそうだ等と、困っておられた方は相談に来ると心が落ち着くと言っていただけます。
それが依頼者の方のメリットと言えるのかどうかは疑問ですが、私自身はそれが大変嬉しく、仕事をする上での大切な原動力となっていることは間違いありません。
そして、当事務所は業種を絞って依頼を受けていません。ですから個人から会社まで、また様々な業種の相談を受けるのですが、その際行政書士業務以外の法律にかかる業務をご依頼されても、他の提携専門家と協同してご依頼に答えることができます。
余談になりますが、私自身は雇われ人であった時の貴重な社会経験もありますから、法律業関係以外でも幅広いつきあい、信頼できる多種多様な職業の仲間がおります。現在も懇意にしていただいており、仕事上の利害関係で成り立っていない同じ苦楽を共有してきた仲間や上司は、何にも変えがたい財産となっています。またそれが、行政書士という幅広い業務を取り扱うようになって随所で経験が活きています。
法律家は多面的に物事を見る力が重要だというのが私の考えです。それには知識だけでは得られない壁もあります。経験というのはその人をつくり上げるバックボーンになります。当事務所は、依頼業務を完遂するのはもちろん、ご依頼いただいた方に応じて気持ちや価値観を共有できることが多いと思います。目指すところは個人や経営者の心を大切にする、真の法律実務家です。
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